大分県日田市の天領洋酒博物館（ウイスキーミュージアム）は世界レベルだった！熱い口コミレポート
大分県日田市は古い街並みの豆田町や大規模なひなまつりなどが有名だが、知る人ぞ知る名所がこの「天領洋酒博物館」（ウイスキーミュージアム）だ。
筆者もお酒の持つ歴史や世界観が好きなので、前から気になってはいたが、仕事で来ても日帰りだし、わざわざ泊まりでくるのもな…と思って行った事はなかった。
ただ、最近日田市出張で泊まりが可能になったので、良い機会だと思って行ってみたっら想像をはるかに上回る規模だったので、レポートしてみる。
こんな事を言うと怒られてしまいそうだが、バーのオーナーは気難しい変わり者が多い。まぁそのくらいの個性、こだわりがないと続けられないのだろう。
なのでどんな偏屈オヤジが出てくるかと不安と期待の入り混じった気持ちで店内に入ってみたら、拍子抜けしそうなくらいの人当たりの良い店主が出てきた。
しかも「良かったら先に見てもらっても大丈夫です。」と言う。「まず一杯注文する」のが常識だと思っていたので、ここでも商売っ気のなさに驚いた。
とはいえせっかくの好意なので先にコレクションを見学させてもらった。
…。想像を絶するコレクションだった。
店主の高嶋さんからお話しを聞く事ができたが、13歳でお酒の世界の魅力に目覚め（あくまでも歴史や世界観の話。飲んではないと思う。たぶん。）そこからずっとお酒のグッズやお酒をコレクションしているそうだ。
国内、海外問わずものすごい量のコレクションだった。
これだけのコレクションは世界中探してもないのではないか？というレベルで、その熱量の高さに心が震えた。そんなお店が大分にあるというのは本当に誇りに思う。
心が震えたのは筆者だけではなく、かの有名なクッキング漫画、「クッキングパパ」にも高嶋さんは登場しており、しかも１話まるまる高嶋さんのお話しなのだ。
素晴らしいのはコレクションのボリュームだけではない。高嶋さんの人柄も本当に素晴らしい。
注文する前にどうぞ先にコレクション見てください、というのもそうだが、お客さんに楽しんでもらおうという気持ちが全身からあふれている。
色んな意味で感動させられた。
ちなみにここでは、お酒を飲みながらコレクションを眺めることもできる。今回、せっかくの好意なので先に見せてもらったが、飲みながら見学するのもなかなか良いので、おススメしたい。
店主の高嶋さんから「どうぞ写真も自由に撮ってください！」と言っていただいたが、あえて撮るのはやめておいた。いずれまた来るだろうし、この感動が画像では伝わらないと思う。
なので今回店内の画像は無いが、行ってみたらその意味がわかってもらえると思う。それに事前に画像を見ずに直接行ったほうが感動の幅も大きいと思うから。
天領日田洋酒博物館
〒877-0046 大分県日田市本庄町3-4
電話：0973-28-5266
不在時：0973-24-9114
開館時間：AM10：00～PM5：00
（バータイム20:30〜24:30）
入館料：大人500円、小中学生300円、小学生未満無料（ソフトドリンク付き）
定休日：水曜日
横に駐車場あり
